遺品を拾い上げることについて
遺品整理の現場では、スタッフが袋をもってお部屋の中のお片づけから始めます。
「部屋の中のものは全て処分してください」という依頼がほとんどなのと、パッパと手際よく行うのですが、一方で、何か出て来た場合の注意もしながら行います。
預金通帳、現金、遺言書、不動産登記簿、保険証書、鍵、アルバム、硬貨の貯金箱など…。
正直、まじまじと中身を確認するわけではないいので、まったく検討違いのものを拾い上げることのほうが多いのです。
でも、もしかしたら必要かもしれない、と思われる品物が結構な量になって集まり、最後にお客様にお見せします。
アルバムが出てくる事が多いのですが、意外と「いりません」というお客様が圧倒的に多いのです。
それでも、ご遺族の方からお仕事をいただき、そのお客様の代理で行わせていただいているので、「もしかしたら」の気持ちをもって、拾い上げます。